別れ際、泣きたくなるほど寂しい時でも、「寂しい」と口にしてしまえる相手はほんとに少ない。
ここにしか居場所がない、と思えるほど楽しい一時を過ごした後でも、その一言はなかなか言えない。
まして、「帰らんといて」なんて言えるのは、ほんとにほんとに、限られる。
彼にだって言わない。


あたしの行き着く場所はどこかなぁ。
いろんな人たちとさよならをして、あたしがそれでも居場所と思える所はどこにあるんかなぁ。

今まで作ったもの。

・ぞうさん
・ぶたさん
・薔薇
・家門みたぃなお花模様
・ぶたさん(顔)
・ウェディングケーキ
・みかん
・いちご
・葉っぱ
・お花
・梅
・羽ばたく鳥
・ハート
・金魚と藻
・小林♀の印

子どもが、興味を持ったものに対して「好きや」と言えるようにしてやるんがあたしのしたい仕事。
世の中好きなもんだらけ～にはならんやろけど、嫌いなもの、苦手なもので埋め尽くされた生活はおもんないやんか。
興味を持って、取り組んで、うまくいったり褒めてもらえたり認めてもらえるから、好きになる。
もっともっと！って思うから成長する。
あたしができることは、褒めて、認めて、もっともっと！に答えてあげること。
「好きこそものの上手なれ」は褒められて初めて成り立つものやと思うから。
勝手に好きになって勝手に上達するばっかりじゃない。
教科に限らず「好きや」って思えるようになるのはなかなか難しいこと。
「飽きた」は一番怖い言葉。

簡単に言うけど、簡単じゃなかったよ。

いろいろ葛藤もあったさ。
人には一口に言えへんけどさ。

今あたしの周りにある不安は、例えば冷蔵庫に入っている食材の消費期限が皆あたしの知らない間に過ぎてしまっていたとかそういう類の不安で、それは食材に限らずいろんなところからあたしを脅かしている。
それに、もし夢に消費期限があるのだとしたら、それはまさに今じゃなかろうか。早く火を入れるか何かしないとこれ以上期限を延ばすことは出来ない。徐々に徐々に色褪せて味気無い又は腐臭を放つことになる。